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制作日誌
Page3 :東京編

11月15日、東京編の撮影開始。神田錦町のビルにて、鈴木の会社生活を撮影した。松田翔太は「テンションの高かった静岡編にちょうど疲れてきたあたりで東京編になって、役の感情とシンクロしているようだった」と笑った。東京編の現場は、ちょっとしっとり大人な空気だったとか。
ここから美弥子役の木村文乃が参加。マユと比べて美弥子は都会の女で、少し自信ありげなカメラ目線や、挨拶するときに「本社採用の〜」と強調することなどを堤が演出した。2秒で美弥子に恋に落ちそうになる鈴木の視点をハイスピードで撮影し、堤も俳優陣も、美弥子の強烈な魅力に盛り上がる。
鈴木の同僚・海藤役は三浦貴大。『SPEC~翔』『SPEC~天』に参加している三浦は、今回も、かなりなまった静岡弁や大きな動きを堤に演出され、美弥子にうざがられる男をユーモラスに演じた。
もうひとりの同僚でのちに演劇に目覚める梵ちゃん役は、映画監督でもある前野朋哉で、短い出番の中、朴訥ながらクリエイティブなものをもった未成熟な男を印象的に見せている。

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